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建物の基礎って大切…!
こんにちは!今回は、進捗中の現場を紹介いたします。
この度、新築工事が一棟始まることとなりまして
地盤調査→地盤改良工事→基礎工事着工(配筋検査)→基礎工事ベース→基礎工事立ち上がり→基礎工事完成
ここまで進んで参りました。
基礎というものは、建物の構造を支えるものとして最核部分であり、建物を構成するすべてが重要だと思いますがその中でもより重要な部分だと思います。
そこで今回は、構造上重要である基礎についてお話できればと思っております。
1.地盤調査
建物が建つ土地の地盤がどのようなもので構成されているのか調査します。
やわらかい地盤なのか、固い地盤なのか、固い地盤までは何mあるのか等調査します。
2.地盤改良工事
地盤調査報告書を基に、何mのコンクリート杭が基礎のどこに必要かを割り出し図面を作成し、
その内容に沿ってしっかりとした地盤で支える杭を打設します。
3.基礎工事着工 前半【杭頭処理(杭の高さ調整)・根掘り・砕石敷】
地盤に施行された杭を基礎のベースに密着させるべく、杭の高さを調整する杭頭処理を行います。
杭頭処理する前に、基礎のベースを施工するのに必要な根掘りを行います。
→基礎を必要な分地盤に埋める必要がある為、その地盤を掘る作業です。
4.基礎工事 検査 【配筋検査】
基礎の中には、鉄筋が細かく組まれておりこれが基礎内の構造を支えています。
現場監督は、この配筋が基礎図面通りに建築基準法通りに配筋されているか確認すると同時に、
市の検査機関に依頼をし検査をして頂き合格する必要があります。
鉄筋は、コンクリートを打設してしまうと隠れてしまうのでこの時点でしっかりと確認いたします。
→鉄筋コンクリートのしくみ
鉄筋コンクリートと呼ばれるもので、内部の鉄筋→引っ張り力に耐え、覆うコンクリート→圧縮力に耐えます。
それに加えて、鉄筋は酸化しやすくさびやすいのですが、コンクリートは強いアルカリ性なので劣化しにくいのが特徴です。
コンクリートで鉄筋を覆うことで、強度を長く発揮することができます。
5. 基礎工事 後半
【基礎ベース打設・設備配管・基礎立ち上がり打設・防湿コンクリート打設(ポーチ階段部も)】
地盤改良工事で施工した杭と基礎のベースを一緒に打設できるように施工します。
防湿コンクリートと言われる部分は、基礎の建物内のところのことで
基礎内に断熱材を100ミリ吹付するために打設します。
お施主様からお預かりした地鎮祭の鎮め物は、この際に入隅部に埋めております。
写真は、西滝建売の物件になります。
今現在、内覧可能ですので気になった方は申込頂ければと思います!
大開口から西滝川を望む 2階リビングの家